「プログラミング教室って、実際にはどんな授業をしているんだろう?」
「体験授業では先生が丁寧に教えてくれたけど、普段の授業も同じなのかな?」
子どもをプログラミング教室に通わせようか考えている保護者の方の中には、こんな疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
教室のホームページを見ると、学べる内容やカリキュラムは紹介されていても、実際の授業の様子まではなかなかわからないですよね。
僕は中学1年生から約5年間プログラミング教室に通い、現在は大学生として、プログラミング教室で講師のアルバイトをしています。
今回は、そんな僕が講師として普段どんな授業をしているのか、子どもたちとどのように関わっているのかを紹介したいと思います!
もちろん、プログラミング教室によって授業の方式は大きく異なります。
今回はあくまで、僕が講師として働いている教室の一例として読んでもらえたらうれしいです。
僕が働いているプログラミング教室の特徴
まず、僕が働いている教室について簡単に紹介します。
この教室の大きな特徴は、子どもが「やってみたい!」と思ったことを応援する授業スタイルです。
決まったコースやカリキュラムがあるわけではなく、一人ひとりの興味や作りたいものに合わせて、取り組む内容を決めています。
例えば、教室ではこんなことに取り組んでいます。
- プログラミングを使ったゲーム制作
- CADを使った3Dモデルの制作
- プログラミングの検定に向けた学習
- 新しいプログラミング言語への挑戦
こうした活動の中から、子ども自身が何に興味を持っているのか、どんなものを作りたいのかを話しながら、一緒に取り組む内容を考えていきます。
もちろん、最初から自分のやりたいことがはっきりしている子ばかりではありません。
そんなときも、いろいろと話をしながら、興味のあることや挑戦してみたいことを探していきます。
プログラミング教室の実際の授業の流れ
では、実際にどんなふうに授業を進めているのか紹介します。
① まずは今日やることを決める

教室に来てもらったら、まずはその日の授業で何をするのかを決めます。
前回作っていたゲームの続きをするのか、CADで作品を作るのか、検定の勉強を進めるのか。
子どもと話しながら、その日に取り組む内容を確認していきます。
すでに作りたいものや進めている作品がある場合は、その続きを進めることもあります。
僕が働いている教室では、先生が一方的に「今日はこれをやりましょう」と決めるのではなく、子ども自身のやりたいこと、興味が湧くものからスタートできるようにコミュニケーションをとっています。
② 自分でできることは、まず自分で進めてもらう
その日に取り組む内容が決まったら、実際に制作や学習を始めていきます。
ここで、必ずしも先生がつきっきりで教えるわけではありません。
例えば、すでに使い慣れているソフトでCADの制作を進めたり、ゲーム制作の続きをしたり、検定の問題に取り組んだりする場合です。
こうした自分で進められそうな内容については、まずは子ども自身に取り組んでもらいます。
もちろん、その間ずっと放っておくわけではありません。
時間を見ながら、
「今どんな感じ?」
「どこまでできた?」
「どんなものを作っているの?」
といった声をかけて、進み具合を確認したり、作品について話したりしています。
子どもによっては、一人で集中して取り組みたい時間もあります。
そんなときは無理に話しかけすぎず、その子の様子を見ながら関わるようにしています。
③ 難しいところは講師と一緒に進める
一方で、最初から一人で進めるのが難しい場合もあります。
例えば、
- プログラミングやCADを始めたばかりの子
- 初めてのプログラミング言語に挑戦している子
- 検定の問題でわからないところがある子
- 制作中にうまく動かない部分が出てきた子
こうした場合には、講師も一緒になって、一つひとつ確認しながら進めていきます。
わからないところを説明したり、どんなふうに作ればよいかを一緒に考えたり。
子どもが一人で進められるところと、講師のサポートが必要なところを見ながら授業を進めています。
そのため、同じ教室で同じ時間に授業を受けていても、子どもによって取り組んでいることや講師との関わり方は違います。
一人で集中して制作を進めている子もいれば、講師と相談しながら新しいことに挑戦している子もいる。
これが、僕の働いている教室の普段の授業風景です。
プログラムがうまく動かないときは、一緒に原因を探す

プログラミングをしていると、書いたプログラムが思った通りに動かないことがよくあります。
そんなとき、僕が意識しているのは、子どもと一緒にプログラムを確認して、うまく動かない原因を探すことです。
例えば、
「ここまではちゃんと動いているね」
「じゃあ、この先はどうなっているんだろう?」
というように、一つひとつ動きを確認しながら、どこに問題があるのかを一緒に考えていきます。
プログラムの間違いを見つけて修正する作業を「デバッグ」といいます。
僕は、単に間違っているところを教えるのではなく、子どもと一緒にデバッグをするようなイメージで授業を進めています。
デバッグは、プログラミングで何かを作るうえで欠かせない作業です。
ただ、どこに問題があるのか、どこから確認していけばよいのかを判断するには、ある程度の経験も必要だと思っています。
だからこそ、一緒にプログラムを確認しながら、**「どこまでは正しく動いているのか」「次はどこを調べればよいのか」**という考え方を少しずつ身につけてもらえたらいいなと思っています。
講師として、子どもと接するときに意識していること
ここまで授業の流れを紹介しましたが、僕が講師として特に意識していることも紹介したいと思います。
それは、子どもと目線を合わせて、同じ立場で話をすることです。
もちろん、講師としてわからないことを教えたり、制作をサポートしたりする役割はあります。
でも、だからといって、先生が一方的に教えるだけの関係にはしたくないと思っています。
例えば、子どもが作っているゲームやCADの作品について話すとき。
「これはどうやって作ったの?」
「どうしてこの形にしたの?」
「どんなところにこだわったの?」
そんなふうに、作品についていろいろと聞くようにしています。
というのも、子どもたちが何に興味を持っているのか、どんなものが好きなのかは、実際に話を聞いてみないとわからないからです。
僕自身も、プログラミング教室に通っていた頃は、自分の作りたいものに取り組んでいました。
だからこそ、子どもたちが「これを作りたい!」と思う気持ちは大切にしたいなと思っています。
プログラミングの技術を教えることももちろん大切ですが、その子が何を好きで、何を作りたいと思っているのかを知ることも、講師として大切にしていることの一つです。
体験授業と普段の授業は何が違う?

ここまで読んで、
「体験授業では先生がずっと隣で教えてくれたけど、普段は違うの?」
と思った方もいるかもしれません。
僕が働いている教室では、体験授業と普段の授業で、講師の関わり方が少し違います。
体験授業では、プログラミングが初めての子も多いため、基本的には講師が近くについて、一緒に話をしながら進めていきます。
使うソフトの操作方法を説明したり、わからないところをサポートしたり。
初めてでも無理なく取り組めるように、比較的つきっきりで進めることが多いです。
一方、普段の授業では、先ほど紹介したように、子どもの取り組む内容や理解度によって講師の関わり方が変わります。
すでに自分で進められる子は、一人で集中して作品を作る時間もありますし、初めてのことに挑戦する子には、一緒に考えながら進める時間もあります。
つまり、体験授業でずっと先生が隣にいたからといって、普段の授業でも常につきっきりとは限らないということです。
ただ、これは決して教え方が雑になるという意味ではありません。
僕の働いている教室では、子どもの様子や取り組む内容に合わせて、講師がどのように関わるかを変えています。
もちろん、教室によって授業の仕組みは違います。
決まった教材を先生と一緒に進める教室もあれば、自分で課題に取り組む時間が中心の教室もあるでしょう。
だからこそ、体験授業に参加したときには、普段の授業ではどのように進めているのかを聞いてみるのもおすすめです。
まとめ|プログラミング教室の授業スタイルは教室によって違う
今回は、僕が講師として働いているプログラミング教室で、普段どのような授業をしているのかを紹介しました。
僕の働いている教室では、子どもがやりたいことを中心に、その日の活動を決めています。
自分でできることは集中して進めてもらい、わからないところや新しいことに挑戦するときには、講師が一緒になって考える。
そんな授業スタイルです。
そして、僕自身が講師として大切にしているのは、子どもと同じ目線で話し、その子の興味やこだわりを知ることです。
ただし、これはあくまで一つの教室の例です。
プログラミング教室といっても、授業の進め方や先生との関わり方はさまざまです。
これから教室を探す方や、体験授業に参加しようと思っている方は、学べる内容だけでなく、**「普段はどんなふうに授業を進めていますか?」**と聞いてみると、教室の雰囲気がより具体的にわかると思います。
この記事が、お子さんに合ったプログラミング教室を考えるときの参考になればうれしいです!

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