プログラミング教室に飽きた子どもに、保護者ができること|5年間続けた僕の経験

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「最近、子どもがプログラミング教室を楽しんでいない気がする」

「最初はあんなに楽しそうだったのに、最近はあまりやる気がなさそう……」

「このまま続けさせた方がいいのかな?それとも辞めさせた方がいいのかな?」

子どもがプログラミング教室に通っていると、こんな悩みを感じることもあるのではないでしょうか。

僕自身、子どものころに5年間プログラミング教室に通い、その後は講師として子どもたちにプログラミングを教える立場になりました。

そんな僕ですが、実は教室に通っていた5年間、ずっと楽しかったわけではありません。

飽きてしまったり、思うように作品が作れなかったり、教室に行くのが面倒だな〜と思ったこともありました。

それでも5年間続けられたのは、一つのことにこだわらず、いろいろなことにチャレンジできる環境があったからだと思っています。

今回は、僕自身がプログラミング教室に飽きたときにどうしていたのか、そして講師になった今、保護者の方に伝えたいことを紹介します。

プログラミングが好きだった僕でも、飽きることはあった

僕はもともと、ものを作ることが大好きでした。

自分で考えたものが実際に動いたり、思い描いたものが形になったりするのが楽しくて、プログラミング教室に通っていました。

でも、そんな僕でも「最近あんまり楽しくないな〜」と思うことはありました。

特に、ある程度プログラミングができるようになってきたころです。

最初は、LEDを光らせたり、モーターを動かしたりするだけでも楽しかったんです。

でも、できることが増えてくると、簡単なものはすぐに作れるようになってしまいます。

でも逆に、難しいものに挑戦すると、今度は完成までが遠くなってしまうんです。

思うように動かなかったり、何時間もかけたのに全然進まなかったり……。

リク
リク

ちょうどいいゴールを見つけるのって意外と大変なんですよね

そんなことが続くと、好きだったプログラミングでも嫌になってしまうことがありました。

簡単なものは物足りない。でも、難しいものは大変。

だから僕は、子どもがプログラミングに飽きてしまうこと自体は、そんなに珍しいことではないと思っています。

飽きたとき、僕がやっていたのは「別のことに挑戦する」こと

じゃあ、そんなとき僕はどうしていたのか。

僕の行っていた教室は全く関係のないジャンルにも、気軽にチャレンジさせてもらえました。

僕はもともと、Arduinoという電子工作に使う小さなコンピューターを使って、プログラミングをすることが多かったんです。

こんな感じのやつですね。

でも、ずっと同じことをやっていたわけではありません。

例えば、

  • Unity: ゲームを作るための開発ツール
  • HTML・CSS: Webサイトを作るための言語
  • Autodesk Fusion (3D CAD): パソコン上で立体的なものを設計するソフト

など、本当にいろいろなことに挑戦させてもらいました。

今までやっていた電子工作とは、全然違う分野ですよね。

もちろん、新しく始めたことが全部楽しかったわけではありません。

思っていたより難しかったり、あんまり自分には合わないな〜と感じたりすることもありました。

それに、やってみると意外と面白いこともあるんです。

今まで知らなかったものの作り方を知れたり、できることが増えたり。

反対に、新しいことをやってみたからこそ、「やっぱり自分は電子工作が好きだな」と感じることもありました。

僕にとっては、飽きたときに別のことに挑戦できたことが、プログラミングを長く続けられた理由の一つだったと思います。

そのときは楽しくなかった経験も、今では役に立っている

当時いろいろなことに挑戦した経験は、講師になった今役に立っているなと思います。

例えば、子どもたちがゲームを作りたいと言ったとき。

UnityやHTMLやCSS、CADも全部、すごく出来る訳でもないので

他の先生の方が詳しいものばかりですが、

触れたことがあるおかげで、子供の難しさに共感できたり、同じ目線になって考えることが出来ます。

当時は、まさか自分がプログラミング教室の講師になるなんて思っていませんでしたがいろいろなことに触れていた経験が、思わぬところでつながっているんですよね。

だから僕は、たとえ新しく挑戦したことが楽しくなかったとしても、その経験が全部無駄になるわけではないと思っています。

子どもが飽きてきたら、保護者にできることは?

僕自身、親として子どもを育てた経験はありませんが、プログラミング教室の講師として子どもたちと関わる中で、保護者の方におすすめしたいことがあります。

それは、子どもが今、何に飽きているのかを知ることです。

例えば、同じ「飽きた」という言葉でも、

  • 今やっている課題が簡単すぎて、物足りない
  • 難しすぎて、何をすればいいのかわからない
  • いつも同じようなことをしていて、新鮮さがない
  • そもそも、今はプログラミング以外のことに興味がある

など、いろいろな理由が考えられます。

だからこそ、まずは「最近、教室どう?」とか「今はどんなものを作っているの?」と聞いてみるのもいいと思います。

そして、もし今やっていることに飽きているようなら、別の分野に挑戦できないか考えてみてほしいです。

教室の先生に相談してみる

個人的には、これが一番取り組みやすい方法だと思います。

例えば、

「最近、同じことばかりで少し飽きているみたいなんです」

「ほかのことにも挑戦させてもらうことはできますか?」

と相談してみるのはどうでしょうか。

プログラミングといっても、ゲーム制作やロボット、電子工作、Webサイト制作など、いろいろな分野があります。

もしかしたら、今までとは違う分野に興味を持つかもしれません。

ただし、教室によってカリキュラムや学習内容は違うので、必ずしも自由に変更できるとは限りません。

それでも、子どもの今の様子を先生に伝えることには意味があると思います。

先生から見た子どもの様子を聞くことで、家庭では気づかなかったことがわかるかもしれません。

プログラミング以外のことに挑戦するのもいい

もう一つ伝えたいのは、必ずしもプログラミングにこだわる必要はないということです。

例えば、工作や絵を描くこと、動画編集など、子どもが興味を持っていることなら何でもいいと思います。

僕自身、CADで設計した経験が、その後の電子工作にもつながりました。

一見関係なさそうなことでも、後から役に立つことはあります。

もちろん、必ず何かの役に立つから挑戦する、という考え方でなくてもいいと思います。

単純に「面白そうだからやってみる!」でも十分じゃないでしょうか。

新しいことに挑戦して、そっちの方が楽しいと思うかもしれません。

逆に、やってみたら難しくて、前にやっていたプログラミングの方が楽しいと感じるかもしれません。

どちらにしても、自分が何を好きなのかを知るきっかけになると思います。

もちろん、無理に続けさせる必要はないと思う

ここまで、飽きたときには別のことに挑戦してみよう!という話をしてきました。

でも、僕はプログラミング教室を絶対に続けた方がいいとは思っていません。

いろいろ試してみても楽しくなかったり、そもそも教室に通うこと自体が負担になっていたりするなら、辞めることも一つの選択肢だと思います。

大切なのは、プログラミングを続けることそのものではなく、子どもが自分の興味を持てるものに出会えることなんじゃないでしょうか。

僕の場合は、いろいろなことに挑戦できたことで、結果的に5年間続けることができました。

でも、すべての子どもに同じ方法が合うとは限りません。

だからこそ、子どもの気持ちを聞きながら、どうするのがいいか一緒に考えてみてほしいです。

まとめ|「飽きた」は新しいことに挑戦するきっかけかもしれない

僕自身、5年間プログラミング教室に通っていましたが、ずっと楽しかったわけではありません。

飽きたり、難しいことができなくて嫌になったり、行きたくないと思ったこともありました。

それでも続けられたのは、先生がいろいろなことに挑戦する機会を作ってくれたからだと思っています。

新しいことに挑戦すれば、今まで知らなかった楽しさに出会えるかもしれません。

逆に、今までやっていたことの面白さを再確認できるかもしれません。

そして、そのときには役に立たないと思った経験が、将来思わぬところでつながることもあります。

だから、もし子どもがプログラミング教室に飽きてきたように感じたら、すぐに続けるか辞めるかを決めるのではなく、「ほかにどんなことをやってみたい?」と聞いてみてほしいです。

もちろん、無理に新しいことに挑戦させる必要もありません。

子どもが興味を持てることを、一緒に探していけたらいいんじゃないかなと思います。

僕自身も講師として、子どもたちが行き詰まったときに、ただ同じことを頑張らせるのではなく、新しい楽しさに出会えるようなサポートをしていきたいです。

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