不登校だった僕が、プログラミング教室には通えた理由

不登校

僕は小学生のころ、学校にはほとんど通っていませんでした。しかし、自分に合ったフリースクールには通えていましたし、小学校高学年から始めたプログラミング教室にも、その後何年も通い続けることができました。

学校には行けなかったのに、なぜプログラミング教室には通えたのか。

今回は、その理由を当時の自分を振り返りながら話したいと思います!

「こういう経験をした人もいるんだな」と、ひとつの例として読んでもらえたらうれしいです。

僕が学校に行けなかった理由

僕が学校に行けなかった理由をものすごく簡単にまとめると、学校という環境が自分に合わなかったからだと思います。

何か特別ないじめを受けたわけではなかったです。

僕はADHDの特性があり、決められた時間に、決められた教科を、みんなと同じペースで勉強することが苦手でした。

先生や周りの子が嫌いだったというよりも、学校の雰囲気や過ごし方、周りの人との感覚など、いろいろなものが少しずつ自分と合わなかったのだと思います。

当時の僕は、なぜ行けないのかをうまく説明できませんでした。

ただ、学校に行こうとすると、なんとなく苦しい。行かなければいけないのはわかっているけれど、どうしても行きたくない。

そんな感覚だったように思います。

プログラミング教室に通い始めたきっかけは「知っている先生」だった

僕がプログラミング教室に通い始められた一番のきっかけは、もともと知っている人が先生だったことです。

知らない場所へ行き、知らない先生に教えてもらうとなると、当時の僕にはかなりハードルが高かったと思います。

その点、知っている人が開いた教室だったので、「それなら行ってみてもいいかな」と思えました。

これは本当に運がよかったと思います。

ただ、教室でずっとその人に教えてもらっていたわけではありません。実際には、別の先生に教えてもらうことも多くありました。

通い始められたきっかけには運もありましたが、その後も何年も続けられたのは、それだけが理由ではなかったと思います。

自分のペースで過ごせる場所だった

僕が通っていたプログラミング教室は、学校のように全員で同じことをする場所ではなかったです。

一人ひとりがパソコンに向かい、それぞれの作品を作ります。

困ったときには先生に質問しますが、ほかの子と無理に話す必要はありません。みんなの前で積極的に発言したり、集団に合わせたりする場面もほぼほぼありませんでした。

自分のパソコンに向かって、自分の世界に入り込める。

この環境が、僕にはとても合っていたのだと思います。

学校では周りの動きや雰囲気が気になってしまうことがありましたが、プログラミング教室では、目の前の作品に集中できました。

「今日はここまで進まなければいけない」と全員に決められているわけでもなく、自分のペースで考えられたことも大きかったです。

リク
リク

決められた勉強をする場所というよりも、自分の好きなものを作りに行く場所って感じでしたね

プログラミングが自分の武器になった

プログラミング教室に通って一番よかったことは、自分に少しずつ自信を持てるようになったことです。

僕の親やフリースクールの先生は、学校に行かなかった僕をまっっったく責めませんでした。

それでも子どもながらに、「ほかの子ができていることを、自分はできていない」という引け目は感じていたと思います。

勉強も好きじゃなかったですし….

でもプログラミングで作品を作ると家族や親戚が褒めてくれましたし、プログラミングをよく知らない人ほど「なんだかすごそう!」と思ってくれました(笑)。

リク
リク

中学生の僕的には、パソコンカタカタやってるだけで、なんかすごいことしてるみたいで嬉しかったんですよね(笑)

学校の勉強とは違い、周りの子がみんなやっているものではありません。

だからこそ、自分だけの武器をひとつ持てたような感覚がありました。

最初から難しいプログラムが作れたわけではありません。それでも、自分で考えたものが画面の中で動くたびに、

「自分にも作れた」

「もう少しやってみたい」

と思えるようになりました。

その小さな積み重ねが、当時の僕の自信につながっていったのだと思います。

講師になってから「ここには来られる子」がいると知った

その後、僕は自分が通っていたプログラミング教室で、アルバイト講師として働くようになりました。

教える側になってみると、学校には行けていなくても、プログラミング教室には通えている子が何人もいました。

僕の場合は、もともとフリースクールに通い、家の外には出られていました。

一方で、子どもによって置かれている状況や、学校に行けない理由はそれぞれ違います。

それでも、「学校には行けないけれど、ここには来られる」という子が、僕以外にもいることを知りました。

学校へ行けないからといって、何もできないわけではありません。

学校という環境が合わなくても、別の場所なら落ち着いて過ごせることがあります。

みんなと一緒に勉強するのが苦手でも、好きなものなら集中できることがあります。

その子に合う場所や、夢中になれるものにまだ出会っていないだけかもしれません。

すべてのプログラミング教室が合うわけではない

当たり前ですが、どのプログラミング教室でも同じように通えるとは限りません。

全員で同じ教材を同じペースで進める教室もあれば、発表やグループ活動が多い教室もあります。

先生との相性や、教室の明るさ、音、人の多さなども、子どもによって合う・合わないがあります。

僕はたまたま、自分のペースで作品を作れて、リラックスして過ごせる教室に出会えました。

そういった場所に出会えるかどうかは、運の部分もあると思います。

それでも、少しでも本人がプログラミングに興味を持っているなら、一度体験してみる価値はあると思います。

学校に行けなくても、別の場所で自信をつけられる

リク
リク

この写真、朝焼けなんですよ!

自分の力の輝く場所が見つかって、みんなの人生に日が昇るといいな!

学校に行けないと、本人も保護者も、どうしても「できていないこと」に目が向きやすくなると思います。

でも、学校に行けないことと、その子に力がないことは同じではありません。

学校の環境が合わなくても、別の場所なら力を発揮できることがあります。

僕にとって、その場所のひとつがプログラミング教室でした。

自分のペースで過ごせて、好きなものを作れて、完成したら誰かに褒めてもらえる。

そこで得た自信は、プログラミングの技術以上に、僕にとって大切なものになりました。

すべての子どもにプログラミングが合うとは思いません。

それでも、学校に行けていないからという理由だけで、興味のあることまで諦める必要はありません。

もしお子さんがゲームやパソコン、ものづくりに少しでも興味を持っているなら、まずは気軽に体験できる場所を探してみてください。

学校とは違う環境だからこそ、安心して過ごせる場所が見つかるかもしれません。

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