「うちの子は、プログラミングを続けられるのかな?」
「始めても、思ったように伸びなかったらどうしよう」
子どもに習い事をさせるとき、そんな不安を感じることもあると思います。
僕は子どものころにプログラミング教室へ通い、その後、講師として子どもたちと関わってきました。そこで感じたのは、プログラミングが伸びたり、長く続いたりする子には、
自分の「好き」にプログラミングをつなげているという共通点があることです。
もちろん、子どもの成長の仕方は一人ひとり違います。ここでは、講師として見てきた中で感じたことをお話しします。
プログラミングやパソコンが好きな子は、学びを楽しみやすい
めちゃくちゃ当たり前のことを言うと、
プログラミングそのものが好きだったり、パソコンを触ることが好きだったりする子は、自然と学ぶ時間を楽しみやすいです。
当然ですよね。
「もっとこうしてみたい」「別のやり方も試したい」と、自分から手を動かすことが増えるからです。
ただ、プログラミングが好きでなければ伸びない、というわけではありません。僕が大切だと感じるのは、プログラミングそのものへの興味だけではありません。
「作りたいもの」が、学ぶ理由になる
プログラミングを学ぶこと自体が目的ではなく、何かを作るための道具として使っている子も、夢中になって取り組んでいる印象があります。
たとえば、
- 好きなゲームのようなものを作ってみたい
- キャラクターを思いどおりに動かしたい
- CADを使って、推しのグッズを作りたい
といった気持ちです。
作りたいものがあると、「どうすれば実現できるんだろう」と考えるようになります。必要なことを調べたり、うまくいかない部分を直したりすることも、作品を完成させるための挑戦になります。
プログラミングが「覚えるもの」から、「やりたいことをかなえるために使うもの」に変わるんです。
プログラミングはゴールってよりも、ツールでいいと思います
「好きなこと」は、プログラミング以外でもいい
「プログラミングが好き」という気持ちが、最初からある子ばかりではないと思います。
当然ですよね(笑)
ゲームやキャラクター、ロボット、ものづくりなど、好きなものは子どもによってさまざまです。最初はプログラミングに興味がなくても、好きなものと学びがつながることで、少しずつ関心が出てくることがあります。
たとえば、好きなキャラクターを動かすためにプログラミングを使ったり、作ってみたい形をCADで設計したりする。そんな体験が、「もっとやってみたい」という気持ちにつながることもあります。
だから、始める前から「この子はプログラミングが好きなのかな」と決めつけなくても大丈夫です。何に興味を持つか、何を作りたいと思うかは、実際に触れてみて初めて見えてくることもあります。
好きなことと学びがつながるきっかけを探してみよう
子どもがすでに夢中になっているものがあれば、それを入口にしてみるのがおすすめです。
「ゲームのどんなところが好きなの?」
「自分で作るとしたら、どんなものを作りたい?」
「このキャラクターを動かせたら面白そうだね」
そんな会話から、プログラミングやものづくりに興味を持つこともあります。
とはいえ、どんな学び方が合うかは、やってみないとわからないものです。体験授業などを通して、子どもが楽しそうに手を動かしているか、自分なりの工夫をしているかを見てみると、興味のきっかけを見つけやすくなります。
「プログラミングが好きか」だけで決めなくて大丈夫
講師として子どもたちを見てきて感じるのは、プログラミングそのものが好きな子だけでなく、好きなことや作りたいもののために、プログラミングを使っている子も伸びていくということです。
今の時点で、子どもにプログラミングへの強い興味がなくても大丈夫!
好きなゲームやキャラクター、ものづくりなど、子どもが関心を持っていることを学びにつなげられるかもしれません。
まずは「プログラミングが好きかどうか」を決めるより、体験してみて、子どもの「これを作ってみたい」という気持ちが見つかるかを見てみてください。その気持ちが、学びを続ける力になることがあります。


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