子どものプログラミング教室は意味ない?実際に通って感じたメリット・デメリット

プログラミング学習
※この記事でお話しする「プログラミング教室」は、主に僕自身が通っていた教室での経験をもとにしています。
僕が通っていたのは、決められた教材をひたすら進めるというよりも、自分で作りたい作品を考えて、先生に相談しながら制作を進められる教室でした。
そのため、この記事で紹介するメリットや感じ方が、すべてのプログラミング教室にそのまま当てはまるとは限りません。
教室によって授業の進め方や先生との関わり方はかなり違うので、「こういうタイプの教室に通った一人の経験」として読んでもらえたら嬉しいです。

僕自身、プログラミング教室で教えてもらったことだけでなく、自分で調べたり、好きなものを作ったりしながらプログラミングを学んできました。それでも、僕はプログラミング教室に通ってよかったと思っています。

ただ、それは単に「プログラミングを教えてもらえたから」ではありません。この投稿のメッセージをまとめると

自分一人では気づけなかったアイデアや考え方に出会えたり、自分の将来を考えるきっかけをもらえたりしたことの方が、僕にとっては大きな意味があると思っています。

一方で、教室なら何でもいいとは思いません。

教えてもらいすぎることで、逆にプログラミングの面白さがなくなってしまうこともあると思います。

この記事では、実際に子どものころからプログラミング教室に通っていた僕の経験から、

  • プログラミング教室に通ってよかったこと
  • 実際に感じるデメリット
  • 独学でもいいと思う子
  • 教室を検討してみてもいいと思う子

についてお話しします。

そもそもプログラミングは独学でも学べる

まず最初に伝えておきたいのは、プログラミングを学ぶために、必ず教室へ通わなければいけないわけではないということです。

プログラミングは、パソコンと教材があれば自宅でも勉強できます。

特に今は、子ども向けの本や動画、Web教材などもたくさんあります。

自分で調べながらどんどん作品を作れる子なら、独学でもかなり成長できると思います。

僕自身も、教室以外で自分の好きなものを作ったり、分からないことを調べたりする時間はとても大切だったと感じています。

では、それでも教室へ通う意味はどこにあるのでしょうか。

僕は、「知識を教えてもらえること」以外の部分に、教室の大きな価値があると思っています。

僕がプログラミング教室に通ってよかったと思うこと

1.分からないところを聞ける

これは一番分かりやすいメリットだと思います。

プログラミングをしていると、

「なんで動かないんだろう?」

「何を調べればいいのかすら分からない……」

ということがよくあります。

リク
リク

一人でやっていて本当にわからなくなると2~3時間何も進まないこともかなりありました。

もちろん、自分で調べて解決する経験も大切です。

ただ、初心者のうちは、そもそも何が分からないのか分からないこともあります。

そんなときに、少しヒントをもらったり、考え方を教えてもらったりできる人が近くにいるのは大きなメリットです。

僕も教室に通っていたことで、分からないところで完全に止まってしまわず、次のステップへ進むことができました。

2.プログラミングを続ける支えになる

独学の難しいところの一つが、「続けること」だと思います。

最初は楽しくても、難しいところにぶつかったり、他のことに興味が移ったりすると、いつの間にかやらなくなってしまうことがあります。

教室の場合は、

「毎週この時間はプログラミングをする」

という環境ができます。

先生や一緒に学んでいる人がいることも、「また作ってみよう」と思うきっかけになります。

特に、プログラミングには興味があるけれど、一人ではなかなか続かない子にとっては、こうした環境が助けになると思います。

3.自分一人では思いつかなかった発想に出会える

僕が教室に通っていて特によかったと思うのが、これです。

一人でプログラミングをしていると、どうしても自分が知っている方法、自分が思いつくアイデアの中で作ることが多くなります。

でも、教室では先生や周りの人から、

「こういう方法もあるよ」

「ここをこうしたらもっと面白くなるんじゃない?」

と、自分にはなかった考え方を教えてもらうことがあります。

プログラムの書き方についてアドバイスをもらうこともあれば、作品そのものについて新しいアイデアをもらうこともあります。

もちろん、今ならインターネットで調べればさまざまな情報が出てきます。

それでも、自分が知らないものを自分で探すのは意外と難しいものです。

すでに自分より詳しい人から、

「こういうものもあるよ」

と新しい選択肢を見せてもらえることには、教室ならではの良さがあると感じています。

4.「この先どうなれるのか」が見えやすくなった

これはすべての教室に当てはまるわけではありませんが、僕にとってかなり大きかったことです。

僕の場合、プログラミング教室に通ったことで、プログラミングができる人や、それを仕事や活動につなげている人と出会うことができました。

リク
リク

不登校だった自分にとって、プログラミングでいろんな道があると知れたことは、将来への希望につながりました。

そして、

「もっと続けたら、こんなこともできるんだ」

「こういうことを勉強していけばいいんだ」

と、自分の少し先の姿を想像できるようになりました。

子どものころは、プログラミングを勉強した先に何があるのか、自分一人ではなかなか分かりません。

僕の場合は運がよかった部分もあると思います。

それでも、自分より少し先を歩いている人と出会えることは、教室に通うメリットの一つだと思っています。

僕自身、教室に通った経験が大学進学やその後の進路や活動にもつながっていきました。

だからこそ僕にとってプログラミング教室は、単にプログラミングを教えてもらう場所ではありませんでした。

もちろん、プログラミング教室にもデメリットはある

ここまで読むと「じゃあ教室に通わせた方がいいのでは?」と思うかもしれません。

でも、僕は必ずしもそうだとは思っていません。

教室だからこそ気をつけてほしい部分もあります。

1.教えてもらいすぎると、逆につまらなくなることもある

僕が特に気をつけてほしいと思うのがこれです。

プログラミングの面白さの一つは、

「どうやったらできるんだろう?」

と自分で試行錯誤することだと思います。

うまくいかない。

少し変えてみる。

また動かない。

さらに調べる。

そして、ようやく動いた。

この過程が楽しい子もいます。

ところが、分からないことをすぐに全部教えてもらったり、決められたものを言われたとおりに作るだけになったりすると、この楽しさがなくなってしまう可能性があります。

特に、自分でどんどん作ってみたいタイプの子にとっては、教えてもらいすぎることが逆に窮屈に感じるかもしれません。

だから教室を選ぶときには、

「どれだけ教えてくれるか」だけではなく、「どれだけ子ども自身に考えさせてくれるか」

を見てほしいと思っています。

2.当然、お金がかかる

当たり前ですが、教室に通えば月謝などのお金がかかります。

何かを習うためにある程度お金がかかること自体は仕方のないことだと思います。

ただ、無料や比較的安く学べる教材もあるプログラミングだからこそ、

「本当に今、この子に教室が必要なのか?」

は考えていいと思います。

例えば、自宅でScratchを使って毎日のように作品を作り、自分で調べながらどんどん新しいことに挑戦できているのであれば、急いで教室へ通わせなくてもいいかもしれません。

反対に、

「興味はあるけれど何から始めればいいのか分からない」

「ある程度作れるようになったけれど、最近伸び悩んでいる」

という場合には、教室が次のきっかけになる可能性があります。

じゃあ、どんな子なら独学でもいい?

僕は、次のような子なら、まずは独学でやってみてもいいと思います。

  • 自分で作りたいものがある
  • 分からないことを自分で調べるのが苦にならない
  • 一人でもプログラミングを続けられている
  • 今の環境でも楽しみながら成長できている

特に、すでに自分からどんどん作品を作っているのであれば、無理に教室へ入れる必要はないと思います。

「プログラミングを学ぶなら、とりあえず教室に入れないと」

と考える必要はありません。

独学で楽しく続けられているなら、それも立派な学び方です。

逆に、こんな子なら教室を検討してみてもいい

一方で、

  • プログラミングには興味があるけれど、何から始めればいいのか分からない
  • 分からないところで止まってしまう
  • 一人だとなかなか続かない
  • ある程度できるようになったけれど、最近伸び悩んでいる
  • もっといろいろな作品や考え方に触れてほしい
  • プログラミングをこの先どう学んでいけばいいのか知りたい

という場合には、一度教室を体験してみる価値はあると思います。

特に僕は、すでにプログラミングが好きな子にも教室へ行く意味はあると思っています。

「初心者だから教室へ行く」のではなく、

「一人では出会えないものに出会うために教室へ行く」

という考え方もあるからです。

僕自身も、教室で新しい考え方や人と出会ったことが、その後につながっていきました。

まとめ|教室は「教えてもらう場所」だけではない

プログラミングは独学でも学べます。

だから僕は、すべての子どもがプログラミング教室へ通う必要があるとは思っていません。

それでも僕自身は、教室に通ってよかったと思っています。

分からないことを教えてもらえたこと。

プログラミングを続けられたこと。

自分にはなかったアイデアや考え方を知れたこと。

そして、自分より先を歩いている人と出会い、その後の自分を想像できるようになったこと。

こうした経験は、一人でプログラミングをしているだけでは得られなかったかもしれません。

だから、プログラミング教室に通う意味は「プログラミングを教えてもらうこと」だけではないと僕は思っています。

一方で、教えてもらいすぎて自分で考える楽しさを失ってしまったり、すでに一人で十分に学べているのに何となく通い続けたりする必要もありません。

僕が大切だと思うのは、

「教室に通うべきか、独学にするべきか」ではなく、「今のその子に何が必要なのか」を考えることです。

一人で楽しくどんどん進めているなら、そのまま見守る。

興味はあるのに止まってしまっているなら、教室の力を借りてみる。

一人では出会えない考え方や人に触れてほしいなら、教室を新しい世界への入口として使ってみる。

そして、自分で進めるようになったら、教室を卒業してもいい。

教室は「絶対に通わなければいけない場所」ではなく、子どもが次の一歩へ進むために、必要なときに使える選択肢の一つ。

実際に通ってきた僕は、そんなふうに考えています。

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